事業報告

 

令和5年度臨時会員総会

令和5年度 臨時会員総会を開催
~令和6年度の正副会長など、新役員が決定~
当青年部は、令和5年度の臨時会員総会を3月25日(月)午後7時30分より、マルタス(丸亀市市民交流活動センター)にて開催しました。主な議事は、令和6年度の役員改選です。新しい会長、副会長などの役員が満場一致で承認され、それぞれが次年度の事業に対しての抱負などを述べたのち、令和5年度をもって卒業するメンバーからも挨拶をいただきました。
本年度は従来の3委員会に加え「健康経営委員会」という委員会を新設し、健康的で活力ある経営を目指しつつ、引き続き青年部の各種事業活動に努めてまいりますので、ご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
【令和6年度 丸亀商工会議所青年部 会長 副会長】
(会長) 上杉 正彦
(副会長) 小林 優介、武田 孝三、泉谷 哲治、石村 聡也

 

2月定例会「俺たちのG6 広島視察」

~マツダの歴史から「チャレンジすることの大切さ」を学ぶ~
当青年部では、メンバー事業所の厚意により2月6日(火)に広島県の自動車メーカー、マツダの本社とミュージアムを見学し、その歴史や企業理念などを学ばせていただきました。
元々はコルクの製造を行っていた同社ですが、原爆によって壊滅的被害を受けた広島復興の旗手として戦後に事業を発展させ、その後の度重なる危機を乗り越えられて、現在に至っています。自動車メーカーの中では決して規模が大きいとは言えない同社が、競争の激しい業界でなぜ生き残ることができ、多くのファンを引き付けているのか。様々な理由があるとは思いますが、私たちは、同社のコーポレートビジョンにある、クルマをこよなく愛すという想いや、どんな困難にも独創的な発想で挑戦し続けるという「飽くなき挑戦」への姿勢にこそ、そのヒントがあるように感じました。
現代では想定外の出来事が次々と起こり、かつての常識が非常識となる変化の激しい時代ですが、私たちも同社の精神を見習い、自らの仕事に誇りを持ちつつ、チャレンジすることを真剣に楽しみ、それぞれの分野で「顧客から選ばれる」企業になりたいと思いました。

 

1月定例会 「スーツの着こなし」

経済人としての「スーツの着こなし」を学ぶ~1月定例会~
当青年部では、1月22日(月)に「スーツの着こなし」について学ぶ定例会を開催しました。
コロナ禍を脱し、ビジネスでも相手方と直接お会いして営業活動を行う機会が増えてきています。アメリカの心理学者メラビアンが提唱した概念では、コミュニケーションの要素は「言語情報(話の内容)」「聴覚情報(声のトーンや口調など)」「視覚情報(見た目や態度など)」の3つであり、それぞれの割合から「7-38-55のルール」とも呼ばれています。つまり、見た目や態度、声色やトーンなどの非言語コミュニケーションが、相手の印象を決定づける約9割を占めることになります。
今回の定例会では、東京麻布十番のオーダースーツサロン「IKSTILE(イクスティレ)」にて著名人のスーツを数多く手掛ける大竹 光一 氏を講師として招き、スーツの基礎知識や女性向けスーツの提案、体系や姿勢にあった着こなしの考え方、既製品とオーダーの違い、暑い夏の対策、失敗しないスーツの選び方などを学びました。今回の研修で、見た目だけでなく自身のコミュニケーション要素をさらに高め、自身の事業や青年部活動にも活かしていきたいと思います。

 

1月元旦接待事業

元旦に丸亀城において「お接待」と「清掃活動」を実施
当青年部では、丸亀市のシンボルであり多くの市民や子どもたちが集う丸亀城において、元旦にあたたかい飲み物のお接待と清掃活動を実施しました。
この活動は、普段お世話になっている市民の皆様に気持ちよく新年を迎えていただき、住みやすいまちづくりに少しでも寄与したいと考え、昨年より行っている活動です。
当日は朝早くからメンバー有志が集い、初日の出を参拝して新年の決意を新たにした後、参拝客の方々にあたたかいコンソメスープのお接待を実施しました。
朝早くから登城して初日の出を待っていた参拝客の方々にとって、体をあたためる飲み物は好評で、接待所の前には長蛇の列ができ、予定した数量はあっという間になくなりました。スープを飲んだ皆様から「早くからありがとう」「あったかくてホッとする」などのお声をたくさんいただき、その言葉で参加したメンバーも準備の疲れが消え、元気をもらいました。また接待終了後は丸亀城の堀端を一周しながら清掃活動を行い、共に清々しい気持ちで新年を迎えることができました。
 私たちYEGは異業種の若手経営者集団ですが、地域やそこに住む方々のおかげで事業を継続させてもらっていることはすべてのメンバーに共通しています。お客様や地域を大切にし、感謝の気持ちを忘れないためにも、自分たちができる範囲で今後も同様の事業を実施していきたいと思います。
 また、今回は愛媛県新居浜YEGの小野会長も、お子様と一緒に遠方より応援に駆けつけていただきました。この場を借りて心よりお礼申し上げますとともに、新居浜YEG皆様方の今後益々のご健勝とご活躍を祈念しております。

 

【俺たちのウィークポイント turn into POWER! 】

当青年部では、11/21(火)に11月定例会として【俺たちのウィークポイント turn into POWER!】を開催しました。
ここ数年、当青年部は丸亀での四国ブロック大会、香川県での全国大会、婆娑羅まつり実行委員会の解散など、いくつかの大きな事業や決断を行ってまいりました。
そんな中、この1年半は、滝会長を筆頭に”increase value”を掲げ、【会員にとって、地域にとって、我々青年部の価値をさらに高めよう】と模索してきました。
そこで改めて、自分たちにとっての青年部の価値とは何か?他の団体にはない丸亀YEGの良さとは何か?今一度立ち止まり、皆で向き合う機会を設定してはどうかと今回の定例会を親睦委員会にて企画いたしました。
当日は、日本商工会議所青年部の提携企業でもあるアチーブメント株式会社の大阪支社リーダー宮田翼さまを講師に迎え、前半部分には人が育つ風土とは何か、また、理念経営を進める上での共通認識の重要性などをわかりやすくご講話いただきました。
後半部分はグループワーク!丸亀YEGの良いところは何か?ウィークポイントは何か?その中でもっとよくしていきたいことは何か?
我々が目指す”丸亀YEGの姿”とはどんなものか?具体的に取り組んでみたい事業アイデアなども交えて意見を出し合い、全体で共有しました。
結果、いくつかの共通する方向性がみえてきたとともに、グループに分かれて全員が発言できる場をつくり、欠席者からも事前に同様の項目でアンケートを実施したことで、いつもはあまり話すことのなかったメンバー間でも、お互いがどんな意見を持っているのか想いを知るきっかけにもなりました。
最後はみんなの想いを受けて、滝会長と上杉筆頭副会長より次年度へのアクション宣言もいただきました。
今回の定例会は、これからの我々の活動における指針になるであろう共通する”目指したい丸亀YEGの姿”や”メンバーの想い”を表面化できた有意義な場となりました。

 

本島親睦事業 ビール工場見学&本島さかな部コラボ!

当青年部では、9/17(日)に、メンバーが親子で参加できる親睦事業として【ビール工場見学&本島さかな部コラボ】を開催しました!
当日は丸亀港に朝集合し、フェリーに乗って本島に上陸!お天気にも恵まれ、絶好の島日和!まずは、昨年オープンしたばかりのクラフトビール 久福ブルーイング本島さんの工場に潜入。どのようにしてクラフトビールができるのか、つくる上でのこだわりや本島で事業を始めた経緯など、参加メンバーからたくさんの質問が飛び交っていました。醸造途中のビールも試飲させてもらい、帰るときにはみんなちゃっかりたくさんのお土産ビールを購入していました(笑)。
見学後には、魚食文化を子どもたちに伝えるため&地域に住む人が自ら取り組む地域おこしとして活動している「本島さかな部」さんとコラボして”チーム対抗 タコさばく選手権”を開催!タコのさばき方を教えていただきながら、タコの心臓は何個ある?脳は何個ある?モテないタコってどんなタコ?などなど、はじめて知るタコの生態に大人からも子どもからも『へー!!』という驚きの声がたくさんあがりました。そして、みんなでさばいた新鮮なタコは絶品!娘さんが一生懸命さばいたタコのお刺身を食べて嬉しそうな、いつもと違うメンバーの顔も見ることができたりして、大変ほほえましかったです(笑)。
お昼には、本島の恵みがぎゅぎゅっとつまったBBQを海のみえる「HONJIMA STAN」さんのテラス席で楽しみました!ランチのはじめには、本島さかな部部長からタコさばく選手権の優勝チームの発表&景品の贈呈式も行いました。
ランチ後には海を休ませる水産商社 塩飽fisheries(本島さかな部部長が新たに立ち上げた会社)さんが登場!
今、瀬戸内海で何がおこっているか、海や漁師を守るための海を休ませる取り組み、新たな養殖へのチャレンジなどをお話いただきました。お話のあとは、実際に漁船にのって養殖場へ!元気に泳ぐ養殖サバをみながら、丸亀でサバのお刺身が食べられる未来が楽しみになりました。
見学のあとは、特別に瀬戸大橋の近くまでプチクルーズに連れて行ってくださいました。海風をきって進む船旅はとても気持ちよかったですし、瀬戸大橋を下からみる(ちょうどマリンライナーも通過しました!)という、普段ではなかなかできない貴重な経験もできました。
今回の事業では、本島の未来を担う事業者さんたちの取り組みをお聞きし、同じ丸亀で事業を営む経営者として多くの刺激をいただいたと同時に、大人だけでなく子どもたちにも発見や学びがたくさんあり、何より本島の魅力を存分に楽しめた有意義な親睦会になりました。
今回の親睦事業の開催に際し、様々な縁によって本島でクラフトビールの醸造をはじめた久福ブルーイング本島さま、本島や瀬戸内海の未来を考えて活動するさかな部さま、海を休ませる水産商社 塩飽fisheriesさま、島と島外のレセプションの場として運営しているHONJIMA STANDさま、以上の皆様方におかれましては、ご多用にもかかわらず、今回の事業で多大なご協力いただきましたことに、この場をお借りし厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 

令和5年度通常会員総会実施のご報告

当青年部では、6月22日(木)に市内のホテルにおいて令和5年度通常会員総会を開催しました。松永丸亀市長や髙濵会頭をはじめとするご来賓の方々や青年部OBの方々にもご臨席いただき、令和4年度事業報告書(案)・収支決算書(案)、監査報告、令和5年度事業計画(案)・収支予算(案)を上程し、すべて原案通り承認されました。
また議事終了後には、令和4年度をもって卒業された4名の卒業生のうち、当日ご参加いただいた3名の方々に、各々の思い出や感謝の気持ちを記載した卒業証書が滝会長より手渡されました。

コロナ禍という暗いトンネルをようやく抜け、少し光が差し込んできたような最近ですが、私たち事業者を取り巻く環境は依然として不安定な状況にあります。そのような中、丸亀商工会議所青年部は、時代や環境の変化に応じてその価値を高め、自己研鑽と親睦を通じて経営者としての資質向上を図ると同時に、丸亀商工会議所の一翼を担い青年経済人としての社会貢献活動に努めてまいりたいと思います。

 

丸亀お城まつり実施のご報告

今年で第74回を迎える「丸亀お城まつり」が5月3日、4日の2日間にわたり丸亀城周辺で開催され、当青年部も3年ぶりに、丸亀城内において「エンジョイキッズランド」と題した子ども向けのイベントを実施しました。

当イベントは、未来を担う子どもたちが将来大人になったとき、ふるさと丸亀での楽しかった記憶の中に、私たちのイベントが少しでも貢献できればという思いから企画したものです。まつり当日は天候にも恵まれ、大勢の子どもで賑わいました。新年度がスタートしてからは、各委員会で趣向を凝らしたイベントを計画し、メンバーが仕事の合間を縫って試行錯誤しながら準備を進めてきました。色々と大変なこともありましたが、当日楽しそうに遊ぶ大勢の子どもたちの笑顔が見られたことで、それらの苦労も報われたような気がしました。

 

第2回 臨時会員総会実施のご報告

当青年部では、3月15日(水)に令和4年度第2回臨時会員総会を開催しました。主な議事は、次年度の役員選任です。令和5年度の会長には現在の滝会長が再任となり、副会長並びに理事、監事、会計についても満場一致で承認され、それぞれが次年度事業に対する抱負などを述べました。また、総会終了後には令和4年度で青年部を卒業する4名の方々が、これまでの青年部活動の思い出や現メンバーに対する期待などを伝えました。
令和5年度も「Increase value」~会員にとって、地域にとって、我々青年部の価値をさらに高めよう~を引き続きスローガンとしてして掲げ、会員メンバーの自己研鑽を通じて経営力の向上を図り、地域経済の活性化に寄与できるよう、一致団結して各種事業活動に取り組んでまいりますので、引き続きご支援とご協力をよろしくお願いいたします。

 

2月オープン例会「全ての事業にサブスクリプションを」

当青年部では、県内における他の青年部メンバーや青年部活動に興味のある事業者の方も参加できるオープン定例会を、2月24日(金)に丸亀市市民交流活動センター(マルタス)において開催しました。今回はテーマを「全ての事業にサブスクリプションを」と題し、一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会 事務局長 吉澤 哉 氏を講師としてお招きし、約1時間にわたりご講演いただきました。
サブスクリプションは略して「サブスク」と呼ばれ、商品やサービスを所有したり購入するのではなく、一定期間利用できる権利に対して料金を支払うビジネスモデルです。今や新聞、雑誌の定期購読だけにとどまらず音楽やサービス業でも導入が進んでいます。ただ、単純にサブスクを導入しただけで成功するとは限りません。今回の定例会では、業績を伸ばしている事例や、成功と失敗を分ける重要要素などをわかりやすくご説明いただきました。成長するサブスクは、「企業の収益性」、「顧客の満足度」、「生活インフラとしての利便性」という3つのバランスが取れたビジネスモデルであり、「売り手よし、買い手よし、世間よし」という「三方よし」に通じるものがあります。サブスクはまだ地方での導入率は低く、大手企業のサービスを受ける事が多いのが現状ですが、地方の中小企業でも、顧客ニーズを正確に把握することで、自社の商品やサービスの特徴を見つめ直し、新たな事業の方向性として取り入れられる可能性があります。私たちも、今まで以上に顧客側の視点に立ち、お客様や社会そして自社にもメリットが生まれるサブスクビジネスを考えていきたいと思いました。